自然も多く感じることができる東京

都内の真ん中にもたくさんの自然があります

地方出身者にとっては「東京=自然が少ない」というイメージがどうしてもあります。

かつて「コンクリートジャングル」という形容詞が使われていたように、都会の真ん中はビルばかりで緑の植物を見かけることがほとんどないかのようにも思われています。

しかし実際に新宿や渋谷といった都内中心地である大都会に行ってみると目に入る風景には必ず緑色があると言ってもよいほどたくさんの植林を見かけることができます。

これは東京都が行う事業の一つとして都内の歩道や公園で多くの植物を育てるという活動が推進されているからです。

これまでに行ってきた事業としては「都立公園ボランティア」や「東京ふれあいロードプログラム」といったようなものがあり、人が多く集まる場所に積極的に植物を育てるようになっています。

またできるだけ自然に囲まれた環境で子供を育てたいという要望より、マンションや集合住宅を新しく作る場合には玄関先や共有部分である中庭に数多くの植物を配置していたりということもよくあります。

その結果、地方でも県庁所在地などの主要都市の中心部よりもむしろ都内繁華街の方が植物が多いといった逆転現象も起こっているほどです。

都内有名なランニングコースである皇居周辺

都内でも有名な自然スポットとしてはまず都内でもナンバーワンの人気となっているランニングコースである「皇居一周」があります。

皇居はちょうどお堀で囲まれたような形で東京駅のすぐ西側に配置されています。

この周辺は大変自然が多くまた水辺ということもあって四季折々の美しい景色を見ながら散策をすることができるようになっています。

距離的にもちょうど1周5kmくらいと走りやすくなっているので、毎日熱心なランナーたちが訪れ都内一とも言われる自然を堪能しながら体を動かしています。

現在はランニングブームということで朝や夕方の時間帯にはランナーの渋滞ができるほどの混雑になりますが、時間帯によっては歩行者もゆっくり散策ができるので上京してきたなら一度は回ってみてもらいたいです。

皇居に次いで人気のランニングや散策のスポットになっているのが「新宿御苑」です。

新宿御苑は新宿の喧騒のど真ん中に位置していながら広大な敷地と豊かな自然に囲まれており内部には1周2.6kmのコースがあります。

御苑内には美しい英国風庭園や並木道など整備された景色もあり、こちらも東京らしからぬ美しい自然スポットとして人気があります。

都内にも渓谷があります

もう一つ都内の自然スポットとして紹介しておきたいのが、世田谷区にある「等々力渓谷(とどろきけいこく)」です。

これは23区内唯一の渓谷として知られており、渋谷駅から徒歩約20分ほどの距離にあります。

東急大井線を使えば「等々力駅」から徒歩すぐのところにあるので、ちょっと時間が空いた時などの散歩スポットとしてもおすすめできます。

世田谷区といえば古くから住宅地として使用されてきた場所ですが、武蔵野台地を流れる多摩川の渓流としてこの等々力渓谷は当時のままの姿を残しています。

国の名勝としても指定されており近くには日本庭園や横穴式古墳といった古代の頃の東京の姿をうかがい知ることもできます。

散歩道はきちんと整備されているのですがよい感じに古さが残っているので地方出身者にとってはまるで地元に帰ったかのような望郷感があります。